福岡市美術館は、常設展示室および特別企画展示室の他、美術図書が閲覧できる読書室、講堂、講座室、市民が自らの作品を発表できる市民ギャラリーを備えた美術館として、1979年に開館しました。
都心部に近接しながら水と緑に恵まれた大濠公園の中にあり、近隣の舞鶴公園、福岡城跡、鴻臚館跡などと合わせて、福岡の都市と文化を感じることのできる環境にあります。
そのコレクションは非常に幅広く、旧福岡藩主・黒田家ゆかりの美術作品、昭和の大茶人・松永安左エ門の茶道具、近代以前のアジアの陶磁器・染織・仏教美術などの古美術作品から、青木繁、坂本繁二郎など九州出身の近代洋画家、ミロ、ダリ、ウォーホルをはじめとする20世紀の重要な国内外の作家の作品、さらには21世紀の美術動向を示す現代美術作品まで、世界的な名品を含む約16000点を収蔵しています。これらの豊富な作品をさまざまな角度から紹介するコレクション展は、いずれも鑑賞の楽しみに満ちた個性豊かなものばかりです。さらに、学芸員の研究成果として意欲的な特別企画展も開催しています。
また、学校団体のための鑑賞活動の他、未就学児童や高齢者といった年代別のプログラムや、近隣の美術館・博物館のみならず、動物園や植物園と連携した教育プログラムなど、ユニークな教育普及活動を行っています。
2010年、2階ロビーに新設されたキッズコーナーは授乳室も併設。家族連れにもやさしい美術館として多くの人々に親しまれています。
2016年9月よりリニューアル工事のため休館中。
2019年3月にリニューアルオープンを予定しています。