「レストラン花の木」が位置するのは、豊かな自然が息づく福岡・中央区の大濠公園内。公園の池を見渡せる開放的なビューは、光あふれる落ち着いた空間だ。歴史を感じさせる重厚な輝きを放つ調度品たち、現代の時の流れと相まり、レストラン花の木だけでしか体感できないモダンな雰囲気を兼ね備えている。
九州産食材等の旬を活かした、花の木の伝統に裏打ちされた上質なフレンチが提供される。
レストラン花の木の歴史は永く、1953年(昭和28年)11月、 本格的なフランス料理の店として誕生したロイヤル創業時の第一号店である「ロイヤル中洲本店」から始まる。名設計家・岡田哲朗氏と舞台衣装家・真木小太郎氏の共同作業に基づき、株式会社竹中工務店により施工された。
一階は喫茶、二階でフランス料理を提供し地元の著名人をはじめ人気を集めた同店。オープンから3か月後には女優のマリリン・モンローとジョー・ディマジオが新婚旅行を兼ねて福岡米空軍基地慰問に来福した際に来店した。
その後、福岡の歴史の流れと共に変わらぬ上質なフレンチを提供し続け、花の木として新装オープン、1989年(平成元年)に今の大濠公園に移転し2015年の改装を経て現在の佇まいとなった。
メインダイニングはどの席からも美しい大濠公園の景観が楽しめ、人生の節目のひと時に選ばれる場所としても知られる。
また、個室「Room1953」にはマリリン・モンローが使用したテーブルと椅子が今でも現役で活躍しているので、こちらも合わせて楽しんでみて欲しい。
writer Chie